我々の国の文化財は木材や紙・布などの有機質のものが多く、これらは害虫や微生物の被害を受けやすく、貴重な文化財が損傷・消滅することも少なくありません。
それに加え、夏季の高温多湿、冬季の低温乾燥という環境下での保存であるため、取り返しのつかない被害を受ける可能性も十分に考えられます。
文化財IPM(総合的有害生物管理)の考えのもと、複数の防虫・殺虫方法、環境管理法を合理的に組み合わせた対策・提案を行っております。
環境条件によって対処方法は異なりますので、まずは気軽にご相談ください。